住宅ローンの殿堂 ボーナス頼みの生活設計
：お知らせ
【お知らせ】
23日の日本経済新聞朝刊に「冬のボーナス予想、66%が減りそう」という記事を見かけました。昨年よりもさらに落ち込むと予想される人が多いようです。
以前お話したと思いますが、ボーナスは必ず支給される性質のものではなく、会社の業績で当然左右されます。ただ今まで会社は多少業績が悪くても支給してきたために、ご家庭では毎月給与の増分と見るのが一般化してきたのです。しかし、昨今の経済状況から、ようやくボーナスの本質について、身を持って感じられていることでしょう。
ボーナスが支給されていたからこそ、生計が成り立っていたご家庭は多いはずです。
その記事での日経生活モニター調査によると、
ボーナスの使い道で「減らす傾向」が強いものは
○旅行・レジャー費
○耐久消費財の購入
○投資
○貯蓄
○住宅ローンの返済
逆に「増やす傾向」が強いものは
○生活費の補填など
となっています。この調査結果から、減ったボーナスでなんとかやり繰りしている、一番優先しないといけない費用に割り当てて終わりという現状が伺えます。
リーマンショック以降、ボーナスの支給時期が２回ありました。昨年の冬については、その前からの業績ベースだったと思いますが、今年の夏と冬については本当に厳しい業績が反映されたものになっていると思います。
住宅ローンの返済で話題に上がった「６月危機」に続き、「１２月危機」も叫ばれることは必至です。
そして来年も厳しい見方が増えています。
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