住宅ローンの殿堂|いざとなれば・・・
:お知らせ
【お知らせ】
「いざとなれば・・・・」
住宅ローンのご相談を受けていると、
ご相談者からしばしば発せられる言葉です。
まずは『客観的に資金計画を診断してほしい』
とか『どの価格帯なら購入しても大丈夫かどうか』
とご相談に来られるのですが、現状の収入・支出・資産・負債、および、今後の展望をお伺いするうちに、返済のシナリオがなんとなく雲行きが怪しいことに気付かれる場合があります。
特に具体的な物件があって、気に入っているが未契約で躊躇されているケース。
途中から違う方へ気持ちが向かい始めます。
「長い間のことだからなんとか解決できるかしれませんよ。」とか、
「こんな(目からウロコの出るような)方法で資金繰りができるかもしれませんよ。」とか、何かしら背中を押してもらえることを期待しているのです。
私のほうも「出来る限りマイホームの夢を叶えてあげたい・・・」という気持ちで臨んではいます。
しかし、明らかに成り立ちそうもない資金計画に対しては「普通に考えると厳しいのでは・・・」と申し上げています。
ゼロベースから考え直すことになるのですが、やはり諦められないのか、客観性を離れてご自身の背中を押すため、都合の良いシナリオを描くようになります。
その時に「いざとなれば・・・」という言葉が出てくるのです。
たとえば、
□いざとなれば....妻が働いて助けてもらえば良い!
(注)妻の年齢・働ける時間・健康状態・働き口の数・条件によっては期待できるような収入が得られない場合があります。あと、お子様をどこかへ預けてとなると費用が掛かりますので、実収入の点で期待した額に達しないかもしれません。
□いざとなれば....支出を減らせば良い!
(注)一度身に染み付いた生活スタイルはなかなか変えられないもの。支出を減らすにも限界があります。現状の5〜20%程度のカットがメドと考えておきましょう。思い切った家計の事業仕分けはしても良いですが、生きがいを犠牲にしてしまうかもしれません。特に教育費・冠婚葬祭(お付き合い)・生活必需品・医療費を削ることは難しいです。外食費・衣服費も最初は頑張ってグッと我慢するのですが、なぜかゆっくり元に戻りがちです。
□いざとなれば....親に頼れば良い!
(注)「いつまでもあると思うな親と金」ということわざがあります。なかなか状況はわからないもの、実際に親もローンを抱えているケースがあります。親の生活を圧迫してしまう、老後のための生活資金を取り崩してしまうことになりかねません。たとえ、親にお金があったとしても生前贈与に関して兄弟姉妹間とバランスや相続税がかかりそうな場合の納税資金も気にしておく必要があります。
親も体力や判断力はやがて衰えてきます。介護が必要な状態になり長く続いた場合には子が経済的な援助をしないといけなくなるかもしれません。安易な依存は禁物です。
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