住宅ローンの殿堂 住宅ローン+α(修繕積立金編)
:お知らせ

【お知らせ】

「住宅ローン+α」のシリーズ、今回はマンションの「修繕積立金」を見ていきます。


マイホームを購入するときは、「マンションにするか、一戸建てか」迷われる方はいらっしゃいます。どちらもメリットとデメリットがあります(ここでは割愛します)が、入居後に建物の機能を維持する・傷みを修繕するための費用が掛かってくるのは同じです。


そのような費用を一戸建ての場合は“自分で”貯めておく必要があります。マンションの場合は外壁・エントランス・階段・廊下など共用部分については“管理組合で”長期修繕計画を立てて、それに従って各戸から「修繕積立金」を拠出することで貯めていきます。ただし、玄関ドアから内側の専有部分については“自分で”貯めておく必要があります。
自分で貯めるべき修繕費のほうですが、将来の修繕を意識して計画的に準備されている方は少ないのが現実です(このことは折をみてテーマを組んでお話したいと思います)。


マンションのほうの「修繕積立金」は目に見える形で貯められているので、しっかり備えられているという安心を感じられることでしょう。それを理由にマンションを選ばれる方もいらっしゃいます。


ところが・・・
修繕積立金に注意を払って購入に踏み切られる方が少ないのも現実です。


購入時に管理費と修繕積立金が案内されますが、だいたいのケースは目先の金額が抑えられている(1年目は数千円)ことが多いので、「まあ、そんなものだろう」の感覚で済まされているようです。でも、そのままでずっと推移することはほとんど無いのです。


長期修繕計画をじっくりご覧になったことがあるでしょうか?


今後30〜40年の間に発生する修繕項目について、いつの時期にいくら必要であるかを洗い出して、それらをカバーしていくために必要な修繕積立金を弾き出して、各タイプ(占有面積)へ割り振りがされています。
だいたい3〜10年程度の区切りで積立金が改定されるようになっていますので、上昇していく傾向を読み取っていただきたいと思います。


では、実際にお客様から拝見させていただいた3つの事例をご覧いただきましょう。




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